自分を愛するための「行動力」
私はよく生徒さんやクライアント様に
「行動してください」とお話します
それは、未来の何かの目的を達成するために「行動」という動きを自分にもたらす必要性があるからと説明しています
では、行動する、ということをもう少し深く捉えてみましょう
実際は、
行動すること=生きること
行動する自分=今を生きる自分
に繋がるからだと理解しています
瞬間瞬間だけの積み重ねが「生命」であること以外
他には何も無い
のだと思います
未来への見えない不安や恐れを解消するための「行動」ではなく、
生きている、存在している、ということ
今この瞬間に貴方が放つエネルギーを愛しんでください、ということ
その自己愛そのものが「行動している状態」なのだと思います
そして、全ての行動は、自分を愛するために放たれるエネルギーへと
ベクトルが向かれているべきだと思います
それは、利己的な自己愛ではなく
恐れや、不安からの逸脱、離反を意味します
悲しみや苦しみすらも
自分が存在している、という単なる現れである、と理解することから始めて
更に
「全ては私自身であり、私自身を構成しているものを選択するのも私しかいないのだ」
ということに気づく
恐れや不安を抱く、悲しみに浸る、苦しもにもがく、という選択をしているのも自分
そして、その選択に是非をつけず、ただ「そういう状態、構成で生きている愛しい自分」
と捉えてみる・・
「そうかぁ。。今の自分はとても頑張っているんだね。なんて愛しいんだろう。。」と
癒しはそこから始まります
そして
「では、次の瞬間、今この瞬間から自分をどう構成したいと望んでいるのだろうか?」
自問自答してみます
自己愛に寄り添っていることができれば
自分を愛でるものとして、何を選択し行動すればいいのか?が観えてくるでしょう
貴方が本当に必要としている貴方の構成要素は何なのでしょうか?
それは
貴方の存在そのものを肯定する、愛に基づいた様々な要素なのではないでしょうか?
それらが何であれば貴方という存在は輝くでしょうか?
見つけてください
見つめてください
そして、それを選択してください
それが、「自分を愛するための行動」になります
根本的に「行動」する、ということは
そのことに繋がっているんだと、私は思うのです
この瞬間から次の瞬間への光の橋渡しのように継続されていく行為・・
「自分をちゃんと愛するための行動力」を育てるって大事だな、って思うのでした
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